行動を変えず「意識」だけで、付き合う人が変わった話

人間関係の層を変える起点は、意外なところにあった

この記事は、ノルツ株式会社代表・原本が、実際に「付き合う人」を意識的に変えてみたときの体験をもとに書いています。人間関係を良い方向に変えたいけれど、何から手をつければいいか分からない、という方へお伝えします。

この記事の要点

付き合う人を変えるのに、必ずしも具体的な行動を変える必要はありません。代表・原本の体験では、「どんな人と付き合いたいか」という意識を変えただけで、無自覚のうちに「アンテナ」が変わり、自然と人間関係の層が変わっていきました。誰かを切り捨てるのではなく、人として尊敬できる相手と付き合いたいと意識的に決め、それを言葉にすることが起点になります。

「付き合う人を変えたほうがいい」——起業やビジネスの世界では、よく言われる言葉です。私自身、その大切さは分かっていました。けれど、いざ実行しようとすると難しい。今の人間関係を無理に断ち切るのも気が引けるし、そもそもどうやって新しい人とつながればいいのかも分からない。そんなふうに立ち止まっていた時期がありました。ところが、あることをきっかけに、私の付き合う人の層は自然と変わっていきました。しかも、具体的な行動はほとんど変えていません。この記事では、代表・原本が体験した「意識だけで付き合う人が変わった」話を、正直にお伝えします。

窓辺で静かに思索する日本人ビジネスパーソン

付き合う人が変わったきっかけは何だったのか?—「ギバーとテイカー」の意識

その頃の私は、「ギバー(与える人)とテイカー(奪う人)」という考え方を強く意識していました。人と人をつなぎ、周りに与えようとする人もいれば、自分の利益ばかりを優先する人もいる。誰と時間を過ごすかで、自分の人生は大きく変わるのではないか——そんなことを、真剣に考えていたのです。

その延長で、私は「これから、どんな人と付き合っていきたいのか」を、あらためて自分に問いかけてみました。漠然と流されるのではなく、意識的に選んでみよう、と。これが、すべての起点になりました。

どんな人と付き合いたいと決めたのか?—「位の高い人」、ただし役職の話ではない

そのとき私が考えたのは、「自分より位の高い人と付き合いたい」ということでした。ここで言う「位の高い人」とは、役職の高さや年商の大きさのことではありません。人として素晴らしいと心から思える人、という意味です。

具体的には、考え方がしっかりしていて頭が良い人、自分のやるべきことに真剣に努めている人、そして実際にきちんと成果を出し、稼いでいる人。そういう、人として尊敬できる相手と付き合っていきたいと考えました。背景には、「自分の収入は、周りの人の平均とおよそ同じになる」という有名な通説もありました。だとすれば、幸福度もおそらく同じだろう。ならば、どんな人に囲まれるかは、人生そのものを左右するはずだ——そう感じたのです。

大事なのは「そうでない人を切る」ことではない

ここで強調しておきたいのは、「素晴らしくない人とは付き合わない」と決めたわけではない、ということです。誰かを切り捨てたのではありません。ただ、自分が「どんな人と付き合いたいか」という意識を変えてみた。それだけなんです。具体的な行動は、何も変えていません。

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行動を変えずに、何が変わったのか?—「アンテナ」が変わった

不思議なことが起きました。行動を何も変えていないのに、無自覚のうちに、自分の「アンテナ」が変わっていったのです。同じ場所に行き、同じように人と会っていても、以前なら素通りしていたような人に自然と目が向くようになる。会話の中で、相手の考え方や誠実さに気づけるようになる。「この人、素敵だな」と感じる感度が、いつの間にか変わっていたのです。

アンテナが変われば、キャッチする相手も変わります。結果として、付き合う人の層が少しずつ変わっていきました。以前より、いろいろな良い人たちと自然に付き合えるようになっていったのです。何か特別な行動を起こしたわけではありません。ただ意識を変えただけで、目に映る人が変わり、つながる人が変わった。これは、私にとって大きな発見でした。

なぜ「意識」だけで人間関係が変わるのか?

後から振り返ると、これは理にかなっていると思います。人は、自分が意識を向けているものしか、実は見えていません。「良い人と付き合いたい」と本気で意識すれば、脳は自然とその条件に合う人を探し始めます。逆に、何も意識していなければ、目の前に素晴らしい人がいても気づかずに通り過ぎてしまう。つまり、環境を無理に変えなくても、「何を見るか」という意識を変えるだけで、出会いの質は変わっていくのです。

この体験から私が学んだのは、付き合う人は「意識」で変わる、ということでした。人間関係を変えたいと思ったとき、多くの人はまず「行動」を変えようとします。新しい会に行く、誰かと縁を切る——もちろんそれも一つの方法です。けれど、その前に、自分の意識を変えるだけでも、驚くほど景色は変わります。しかも、こちらのほうがずっと無理がありません。

付き合う人を変えたいとき、まず何をすればいいのか?—「どんな人と付き合いたいか」を言葉にする

では、明日から何ができるか。おすすめは、「自分はこれから、どんな人と付き合っていきたいのか」を、いちど具体的に言葉にしてみることです。役職や肩書きではなく、人としてどうあってほしいのか。誠実さ、努力の姿勢、考え方の深さ——何を大切にしたいのかを、自分の言葉で書き出してみる。それだけで、アンテナは動き始めます。

付き合う人が変わることは、収入や幸福度にもつながっていく、という話もあります。そのあたりは収入は周りの平均になる|付き合う人を変えると起きることに詳しく書いていますので、あわせて読んでみてください。人間関係は、力ずくで変えるものではなく、意識から静かに変わっていくものだと、私は体験を通して感じています。

「どんな人と付き合うか」を一緒に考えます

付き合う人を変えることは、事業の方向にも大きく影響します。ノルツの起業支援では、どんな環境に身を置くか、どんな人とつながるかも含めて、あなたの状況に合わせて一緒に考え、伴走します。まずは気軽にご相談ください。

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